市販品のエアコンスプレー洗剤でのクリーニングは有効か?

市販品のエアコンスプレー洗剤でのクリーニングは有効か?

こういったご質問を当店のエリア、大阪のお客様よりよく伺います。
答えはもちろん、即答でNOです。
私たちの仕事がなくなるからではありません…

エアコンスプレー

通常、作動時はエアコン内部の機械(熱交換器)に空気が通り、循環する事により、空気の温度を変化させています。
エアコン内部は非常に複雑です。

それらの空気の通り道の汚れを主に洗うことで、クリーニングの目的が果たせます。
私が作業に使用する高圧洗浄機はノズルに手を当てられないくらいの強い勢い(噴霧圧は2.0MPa前後)で水や洗剤が出ますので、奥の見えない部分まで綺麗に洗うことが可能になります。
また、手順は洗剤を噴霧し汚れを浮かしてから、最後に真水により高圧力をかけてゆすぎます。この「ゆすぐ」工程が一番大切で、本題に入りますと、

市販のスプレー洗剤はヘヤースプレー程度の勢いで洗剤のみをかけて作業が完了となっています。
ここでスプレー洗剤のデメリットを挙げます。

1.噴霧パワーが非力で奥まで洗剤が届かない。
2.最後に水でゆすげないので剥がれかけた汚れと洗剤は内部の奥の方に残る為、後日カビの繁殖や匂いが発生する。
3.洗った後の汚水経路が確保できる、フィルター裏の吸い込み口(熱交換器)しか実施できず、エアコン内部で一番カビ汚れが多く発生する空気の吹き出し口やシロッコファン(特に吹き出し口奥に見える円筒状で複雑な形状のファン)は洗浄時に発生する汚水経路が確保できない為、実施不可能である。
4.経験や知識が未熟な一般の方が実施すると電装部の基盤などに洗剤がかかり、簡単に故障してしまう。
※メーカー製造10年近くのものは部品もない事が多い為、修理不可能な場合もある。

以上のことからメリットはないどころか、デメリットが沢山ありますので、当店では市販品のエアコンスプレー洗剤のご利用をお勧め致しません。


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